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おうつりの常識

おうつりは、お赤飯などをいただいたときに、お礼としてその器に入れて返す品のことで、お返しとは違います。昔は、よそからのいただき物は必ず神棚や仏壇に供え、神様や仏様にゆかりの品を、重箱やふろしきを返すときにつけたものです。おうつりは、いただいたものより高価ではかえって失礼になります。半紙やマッチなどが使われますが、現代風に紙ナプキンや懐紙などでもよいでしょう。また、出産祝いや七五三のおうつりとして梅干し(シワになるまでお元気で)長寿祝いには豆(いつまでもマメでお達者で)をつける習わしもあります。家を見せてもらったら惜しみなくほめてあげましょう。自分で勝手にドアやふすまを開けたり、装飾品にさわってはいけません。金銭的な話、火に関する話題や言葉もタブーとされています。お祝い品も、ライターやストーブなど火に関するものは贈らないのが常識です。

食事のときのマナー

持ったまま手首をテーブルにかけてひと休みすると、ナイフとフォークが立ってしまい、ケンカ腰の姿勢に見えてしまいます。また、片手にナイフやフォークを持ったまま反対の手で、ナプキンで口を拭いたり、水やお酒を飲むことはやめましょう。そしてどんな場合でも、テーブルに肘をついて食べるのは厳禁です。手が自由に動かないので、料理をこぼすことになりますし、見た目もだらしなく、行儀の悪い態度とされています。その料理を終わりにするときは、ナイフとフォークを揃えてお皿に置いてください。刃先が1時50分、柄が4時20分の向きになるように。ナイフの刃は自分に向けておきましょう。また、絞ったレモンの皮や食べ残した料理は、お皿の左上、ナイフ、フォークを置いた内側にきれいにまとめておきます。

電話のかけ方の基本

・かける前に用件を書き出しておく。顔が見えないだけにきちんとした電話は評価を上げる。・相手が出たら自分の名前(会社名と名前)を名のる。話しはじめが大切。緊張しているとつい早口になるので、最初のセリフを決めておいて、ゆっくりハッキリ話してみる。これができれば、あとはスムーズ。・相手がいま話せる状態かどうか確認する。「今、お電話よろしいですか」の一言が、好印象をもたらす。・相手が電話に出られないときは、再度かけ直すことを取り次ぎの人に伝える。相手にかけてくれるよう催促しない。・相手が不在のときは取り次ぎの人に伝言を頼む。「伝言お願いしてよろしいですか」の一言を添えて。もし話が15分以上にも及んだようなとき、「つい長電話になって申し訳ありませんでしたが……」と言っておくと、得点アップ。・電話は基本的にかけたほうが先に切る。切るとき、つい用件が終おった安心感からガチャと置きがち。この音で、一挙に印象が悪くなることも。そっと置くこと。